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シャッターが開ききって、中から半端なくデカイ単車と、それを取り回している…
宮木「女!!?」
…が出てきた。
?「あら、亮ちゃん?」
銀崎「お、水谷。」
結構親しいようだ。
銀崎「あ、ゴールドウィング(以後GW)直ったん?」
水谷「いやー、もうちょっと。ビルトインウィンカーが届かなくてね💧」
宮木は心底驚いた。まさか女のGW乗りがいたとは。
水谷「そこの君。女だからって馬鹿にしちゃ駄目よ🎵世の中いっぱい女のGW乗りはいるからね。」
はっ、心読まれた!?
銀崎「そういう人もいんだよ。この世にゃ。」
いや、あんたもなにげに俺の心読んでるよ。あんたの言う「そういう人」の中にあんたも入ってるよ。
水谷「所で亮ちゃん、そこのかっこいい彼は?」
銀崎「今度新社員になる…」
ちらっと宮木を見て、
銀崎「予定の宮木誠治君だそうだ」
宮木「なんで予定?」
銀崎「だってまだ入社試験受けてないじゃん。」
宮木「はぁ?つーことはその試験に落ちた場合は?」
銀崎「当然ここから追い出される。」
宮木「そんな~!!」
水谷「でもそんなに気を落とさないでね。そんな難しい物じゃないし。」
銀崎「あ、お前にも紹介せにゃ。彼女は水谷玲奈。俺の幼馴染み。」
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