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中にはパイロンや石灰、タイヤや工具があり、その奥には…
宮木「ニンジャ!?」
佐々木「正解🎵俺のサーキットでの愛車さ。」
Kawasaki Ninja ZX-6RR
一般ユーザー向けの6Rに対して、同じ容姿を持ちながらも、こちらはレーサーベースに対応したカワサキのミドルスポーツだ。さらにそのサイドカウルには…
宮木「まさか… レイナワークスカスタム!!?」
銀崎「ご名答。しかもブーストチューンなんだなこれが。」
レイナワークスとは名工朝見 麗奈が、そのマシンと、オーナーのために施すいわゆる『限界を無視してマシンの本来以上の性能を引き出す』ためのチューニングである。
本来レイナワークスと呼ばなかったのだが、あまりにも完成度が高かったため尊敬の意をふくめこう呼ばれるようになった。
この朝見 麗奈は、2年前に起こった鈴鹿8耐の大事故で夫を亡くし、後を追うように病死したことから、レイナワークス車はかなりの高額で取引される。ちなみにレイナワークス車は全部で148台あるとされ、90台近くは見付かっているものの残りの約50台は行方不明だという。
ブーストチューンとはレイナワークスで選べる3タイプのチューンの中で、エンジンを重視した(下手すればターボやニトロも付く)かなりオーバーパフォーマンスなカスタムなのである。
佐々木「てなわけでこれでトレーニングだ!!」
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