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宮木「いやまてよ!!こんなのに乗って壊したりしたら弁償できねーし!」
佐々木「気にすんな🎵テメェは黙ってメットかぶってコイツに跨ればいいんだよ。」
なかば無理矢理な形で6RRに乗せられた宮木。さらに
佐々木「コイツであそこの石灰ひいたコースを…」
少し溜めて、
「…18秒で回ってこい」
宮木「ええええっ!無理だって!!あの距離は!」
確に全長150メートル、しかもS字やヘアピンがワンサカ。
宮木「どうすりゃ18秒でまわれるんだよ!!」
佐々木「ぐだぐだ言わずさっさと行け!!さもないと…」
後ろの水谷にアイコン。
彼女は『ゴメンね。言うこと聞かないと軽く宮城君をイワさないといけないの』というような顔をして指をバキバキ言わせていた。
どんな顔だよ。
しかし宮木は先ほど自分の首で彼女の怪力を体験してるから、冷や汗を流しながら渋々スターターを押した。
宮木「た、ただいま~」
銀崎「一分ジャスト」
ストップウオッチを持った銀崎が呆れながら呟いた。
佐々木「てめぇぇぇ!威勢よく突っ込むわりにゃ全然マシン寝てねぇじゃねぇか!!」
宮木「しょーがねーだろ!ミドルの癖にリッター以上のレスポンスじゃビビるっつーの!!」
銀崎(そりゃレイナワークスだもん)
水谷「意外と大したことなかったですね~。」
がーーーーーん
気になるあの人に言われた自分史上最悪のストレートな最悪の言葉。
しくしくしくしく
さすがに一日で何回も泣きたくないので心の中で号泣した。
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