第3走 再会

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そのままのノリでETCをありえない速度で通過(ヒント:ETCの限界通過速度+40Km)した銀崎達。 宮木「おいいぃぃぃ!!!ETCの遮断機が頭かすったぞォォォォ!!!」 銀崎「今のはヤバかった。」 とかいいながら銀崎は全然アクセル緩めようとしない。 本線に合流しながら銀崎はボソッと呟いた。 銀崎「駄目だ。ニトロ使おう」 宮木「は?」 銀崎は隼のトップブリッジのNOSと書かれたミサイルスイッチをONにした。 何かガスが注入される音がした。 宮木「ちょ……!ニトロって……」 銀崎「本気で捕まっとけよ…………ゴー!!」 そういいながら銀崎は躊躇いなくスターターの下のスイッチを ポチッ 分かる方はエンジン音をリアルタイムでお楽しみ下さい。 ブォォォォォ……… (スイッチオン) グォォォォォォオオオオンンンン!!!!!! 分からない方は宮木の悲鳴をリアルタイムでお楽しみ下さい。 宮木「ぎぃゃゃゃああああ!!!リアすべってるし車どんどん迫るし!!怖ーーーー!!」 銀崎「何行ってんの。サーキットはこれより速いよ~?」 銀崎は迫りくる(恐らくは恐怖でビビりまくっているであろう)一般車を普通にスラロームしながら場違いなくらい冷静に言った。 宮木「ここはサーキットじゃねーーー!」 隼のメーターは280を指している。 もうちょっとで隼の持ち味、300オーバーの世界に突入するのだが、 銀崎「ちっ、もうインターかよ。」 宮木はかろうじて(?)命拾いした。
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