544人が本棚に入れています
本棚に追加
宮木「てか俺以外にもそんなに遅刻した奴いたんだ。」
神山「私は遅刻した覚えはないわよ!」
神山はかなり真面目。宮木も高校時代神山のこれといった悪い噂は全然聞いた事がなかった。
宮木「そんなん分かってるし、第一お前に言ってねーよ。」
神山「あらそう?ごめんあそばせ。」
宮木(本当イライラすんな、このアマ!)
田城「………という訳です分かりましたか?そこのお二人さん?」
宮木「はいはい。」
神山「何で私まで……」
田城はもう諦めた様な表情で次の話を始めた。
田城「てなわけで皆さんには………」
係「ちょっと田城係長。御取り込み中失礼ですがお伝えしたい事が…」
田城「なんだね。今説明中なのだが。」
係「いや、それがですね、早急に伝えたいとオーナーから指示がありまして、少しこちらの方へ………」
田城「ちっ。皆さんはもう少し待機してください。」
そう言って田城は会議室の奥の扉に係と共に入っていった。
宮木「何だよ。早く始めろっつーの。」
神山「何でまだこんな所にいるんだか…」
田城「何っ!!?場所変更だと!?」
係「はい。予定していた試験場は他の部所に最優先という事で使われることになりました。なので上野の試験場に移動してください。」
田城「オ、オーナーはそれに了承したのか!」?
係「はい。ちゃんと試験者のためにバスも用意してあります。それに………」
最初のコメントを投稿しよう!