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横山峠
銀崎「この信号がシグナル代わりだ。用意は?」
宮木「オーケー。泡吹かせてやる」
銀崎「そちらこそ頑張り過ぎてコケてローン増やさないようにな🎵」
宮木「んだと、ゴルァ!中免時代からの腕舐めんなよ!!」
お互いアクセルを吹かし、パワーバンドを掴む。
そうそう、この感じ。アクセルにピッタリ反応する8500回転辺り。
調子いいかも。悪いけどこの勝負貰ったな🎵
宮木はそう思っていた。
まさか後で大きく覆されるとは知らずに。
正面の信号、青。
ブアアァァァァン!!!
一気にクラッチをつなげ、タイヤをしっかり地面に食い込ませてるのを感じながら、アクセルを開けていく。
宮木「よし!頭に出た!」
銀崎(ほほ🎵中々のロケットスタート。流石に400時代からやってる事はあるな。クラッチミートは文句ない。)
銀崎は実際、本気で走っていない。スタート時から少し手を抜いている。
銀崎(ただ………。)
銀崎は一気にペースを上げる。
銀崎(まだまだCBRをのりこなせていねぇ!!!)
ブァァァァァアアアアンン!!!
宮木「よっしゃ!かなり後ろだ!」
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