第1走 もはや

5/26
前へ
/119ページ
次へ
横山峠 銀崎「この信号がシグナル代わりだ。用意は?」 宮木「オーケー。泡吹かせてやる」 銀崎「そちらこそ頑張り過ぎてコケてローン増やさないようにな🎵」 宮木「んだと、ゴルァ!中免時代からの腕舐めんなよ!!」 お互いアクセルを吹かし、パワーバンドを掴む。 そうそう、この感じ。アクセルにピッタリ反応する8500回転辺り。 調子いいかも。悪いけどこの勝負貰ったな🎵 宮木はそう思っていた。 まさか後で大きく覆されるとは知らずに。 正面の信号、青。 ブアアァァァァン!!! 一気にクラッチをつなげ、タイヤをしっかり地面に食い込ませてるのを感じながら、アクセルを開けていく。 宮木「よし!頭に出た!」 銀崎(ほほ🎵中々のロケットスタート。流石に400時代からやってる事はあるな。クラッチミートは文句ない。) 銀崎は実際、本気で走っていない。スタート時から少し手を抜いている。 銀崎(ただ………。) 銀崎は一気にペースを上げる。 銀崎(まだまだCBRをのりこなせていねぇ!!!) ブァァァァァアアアアンン!!! 宮木「よっしゃ!かなり後ろだ!」
/119ページ

最初のコメントを投稿しよう!

544人が本棚に入れています
本棚に追加