第1走 もはや

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銀崎「!!!!!」 銀崎は激しく背筋にぞっとくるような寒気が走った。 銀崎「すげぇ気迫。」 未だに背中から悪寒が抜けない。 銀崎「根性と集中力、そして凄まじい闘争心。」 銀崎は、次のカーブに進入しながら思った。 銀崎(ただのバイク便ライダーにしとくのは惜しい。気持ちだけならレーサーに最適だな。) しかし、カーブを抜けるとき、とんでも無い物を見てしまった。 銀崎「あっ!!!!!」 宮木「畜生!畜生!こっちは本気なのに向こうはまだ余裕かよ!!!」 宮木は完全にキレていた。 宮木「追い付けよ!コノヤロー!!!」 その瞬間、宮木はコーナー中でかなりバンクしているのにも関わらず、いきなりアクセルをガバッと開けてしまった。 宮木「ウワァァァァ!!!!」 バンク中にアクセルガバ開け。もちろんリアがパワースライドを起こし、そして… 宮木「うわわっ!!うわっ!ウワァァァァ!」 ガシャーーーーーーーン!!!! 転倒した。 CBRはステップから火花散らしながら滑走し、ガードレールにぶつかって止まった。 宮木も、何故か慣れた感じで衝撃を受け流すように滑走し停止した。 宮木「最悪だぁぁぁ!!
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