第1走 もはや

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銀崎(やっぱりやっちまったか。) 銀崎はUターンし、(悲惨な?)事故現場へ。 宮木(…………。) 本当に悲惨である。 ミラーはひん曲がり、ウィンカーは千切れてそこに転がっている。ステップは可動するのに折れかけている。スリップダウンなので車体の片側が主に損傷。おまけにガードレールにぶつかった時、ヘッドライトが………。 一応走れるが間違いなく修理代は10万はいく。 このとき宮木は20にもなって泣きそうになった。 宮木「に、225万……。」 銀崎「ま、頑張れ」 震える宮木の肩に手をポン、と置きながら銀崎は静かに言った。 銀崎「多分、走れるだろうから、取り敢えず寮に行こうか。」 宮木「うぅ…。俺のCBRがぁ…。」 銀崎「………💧」 あまりにも落ち込むので、 銀崎「じゃあ、今夜打ち上げに来いよ。その時にお前に弱点おしえちゃる」 宮木「マジッスか。」 銀崎「今日は俺の奢りだか……」 宮木「ゴチになりまーーす!!」 さっきまで落ち込んでいたとは思えないテンションだ。 今ならドルマゲス一発で倒せるかも。 銀崎「ま、ここだ。」
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