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台への道を確保してしまえばここからは早い。
もはや先は一本道。
このまま流れていくだけでそのうち台へとたどり着くわけだ。
しかしそんな俺の前に第二の関門が現れた。
それは台を守る守護神。
いわば…ファルコンである。
奴に台に必要ないと判断された玉は絶対にこの先へ進むことが出来ない!
つまり下手をすればずっとここで待ちぼうけることになるのだが…
なんと俺はこの難関を、何の苦労もなく通過した!
どうしたことか今日のファルコンは気前がいい!
いや、違う!
俺がすごいのだ!ファルコンの野郎すら道を開ける。
俺はそんな男になったのだ!
その証拠に俺の後ろにいた奴はファルコンに行く手を阻まれた。
ふ…
やはり俺!
そこらの有象無象の奴らとは違う!!
ファルコンですら道を開ける!
それが俺!
俺は意気揚々と流れるように台の内部への侵入を果たした。
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