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七海は一番後ろの窓側の席
ひなは一番前の窓側の席
私はひなの隣の席
三人共席は近いけど授業が始まると個々になる
いつも一緒だとこの瞬間が一番不思議な感覚
「…であるからして…」
七海は…ちゃんと授業聞くわけないか…
「…となる」
ひなは…ちゃんと授業聞いてるに決まってるか…
「おい…」
私は…
「おぉーーーい」
「は、はぁい!!!」
「お前ちゃんと話聞いていたか?」
「す、すみません………聞いてませんでした…」
「何をしてるんだか…」
「すみません…」
恥ずかしい…七海もひなも小さく笑ってるしクラスのみんなも笑ってる…
「はぁ…」
怒られるなんて七海じゃないんだから私…
「大丈夫、ひなのちゃん?」
「あ…大丈夫だよ」
隣から私の様子をみて心配したひなが小さな声をかけてくれたのにとりあえず笑顔で答えた
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