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「あははははは!…………はぁ。」
見慣れた8畳の部屋に、乾いた笑いが響く。
あまりの虚しさに、読湖は思わず笑いだしてしまっていた。
「不覚だわ。こんな自虐ネタで落ち込むなんて。しかも前置きが長すぎ。」
はぁ~~~と、重力がさらに2倍ほどになった溜息を落としながら、ベッドに倒れ込む。
布団に溜まっていた空気が一気にしゅーっと抜けて、まるで一緒に溜息をついているようだった。
「こんな自己紹介したら、いじめの餌食よねぇ。新学年からそんなの絶対ヤだし。なんであの先生はこんな理不尽な事させるのかしら。判っててやってるんだったら最悪ね。」
バタバタと足を動かし、先生と布団へ理不尽に当たり散らしている。
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