Rd.1オーストラリアGP

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37周目、BMWザウバーの一角、4番手を走っていたロバート・クビサのマシンがスローダウン。ピットに戻り、レースを終える。2度目のピットストップも、上位勢ではBMWザウバーのN.ハイドフェルドから行ない、マクラーレンのF.アロンソが、チームメイトのL.ハミルトンを交わし2位に浮上。ペースを緩めず前方のK.ライコネンを追う。    残り9周で大きなアクシデントが発生。ウィリアムズのアレクサンダー・ブルツとレッドブルのデビッド・クルサードが接触。D.クルサードのマシンがA.ブルツのマシンに乗り上げ、そのまま車体の上を横切るが、幸い両者に怪我はなかった。D.クルサードはここでマシンを降り、A.ブルツも直後にリタイアした。    レース終盤、5番手を走行するルノーのジャンカルロ・フィジケラはペースが上がらない。その後方に最後尾から追い上げたフェラーリのF.マッサが迫る。しかしG.フィジケラはなんとかポジションを守り、ファイナルラップに差しかかる。さらに後方では、トヨタのヤルノ・トゥルーリ、ルノーの新人ヘイッキ・コバライネン、Hondaのルーベンス・バリチェッロの3台がそれぞれコンマ5秒以内に続き激しい9番手争いを演じる。2年連続王者のF.アロンソは2位、チームメイトの新人L.ハミルトンが3位表彰台に入った。4位はBMWザウバーのN.ハイドフェルド。ルノーのG.フィジケラは5位のポジションを守り切り、マッサは最後尾からポイント圏内の6位まで追い上げチェッカーを受けた。トヨタエンジンを搭載するウィリアムズのニコ・ロズベルグが7位、トヨタのラルフ・シューマッハが8位で1ポイントを獲得。もう1台のトヨタ、ヤルノ・トゥルーリが9位でこれに続いた。    そしてSUPER AGURIの佐藤は、11位のR.バリチェッロからわずか4.4秒遅れの12位でレースを終えた。Hondaのジェンソン・バトンはピットレーン速度違反のペナルティもあり15位、SUPER AGURIのA.デビッドソンは16位だった。
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