椿

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「ねぇちゃん、これかして。」 あぁもぉうるさい。 『やだし。触らないで。』 紗那がかしてと言ったのゎ春からもらった、大切なネックレスだった。 「いいぢゃん。ぢゃっか・り・て・いくょ~」 いかにもむかつく言い方。 タッタッタッ… 紗那が階段を降りて行く音がした。 ゴンッ 妃那ゎ携帯を思いっきり投げた。 [落ち着こう。私が我慢すれば全部丸く収まるから。我慢我慢。] 本当ゎかしたくないが、うるさくしたくないし、喧嘩しても妃那が怒られるのがおち。我慢すればなんだってどうにかなる。と妃那ゎ考えるようになった。
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