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カウンターの中でさっきの女性が紅茶を淹れてくれてるようだ。
他の従業員は…?
キョロキョロ見回して居ると女性は僕に言った
「貴方は何を望みますか?
平和、絶望、自由、時間…他にも色々とあると思いますが」
『僕は……時間…?』
目の前に紅茶が置かれる。
淹れたばかりだから湯気が出ている。
熱そうだな。僕、猫舌なのに…
「クス、そうですか」
僕の答えを聞くと奥の部屋に向かって歩いて行く。
今笑った?
『あ、あの「そこで御待ちください。スグに戻ります」
何だよ。この威圧感。
足が動かない。
ちょっと怖いかも。
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