不良

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俺は先輩達を残し帰る事にした。 「ちょっと待てよ!」と威勢の良い声が…俺は振り返らなかった。 背後から肩を掴まれた。俺は背後からの攻撃に腹が立った。 肩に置かれた手を掴んでこう言った「どこまで卑怯なんだ?最低だな!」と言った瞬間に…投げ飛ばしていた。 女子を相手に手を挙げてしまった。背後からの卑怯な行動が許せなかった。 投げ飛ばしてから、直ぐに「すまん!女には手を挙げないつもりだったんだけど…」と俺は言った。 「俺と一戦交えたかったら、男子を連れてきなよ!あんた達じゃ意味は無いからね!修羅場の場数が違い過ぎる」と俺は言った。 その俺の言葉に先輩達は引いた。 俺は1年生にして、学校を締めた。 次の日からは、先輩が俺に挨拶をしてくる様になった。 一端の不良になった様だ。
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