本当のこと…

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二人に全てを話した後、私は 「どう思う?ιι」 と聞いてみると 「そいつ、カッコイィの?」 と茜が言いながら、お菓子の袋をあけた。 「カッコイィ方だと思うけど…おもしろいし、優しいし。」 と私が答えながら、茜があけたお菓子の袋に手を入れて、お菓子を食べてると、 「ってか、黄衣絽!お前見たんだろ?!どうだった?」 と茜がお菓子を食べながら言った。 「そんな事言ったって私が見たのは後ろ姿だけだもんι」 と残念そうに黄衣絽は茜が食べてるお菓子の袋に手を伸ばしながら答えた。 「ねぇ、緑。その藤田葵って人のメールアドレス知ってるの?」 と今度は黄衣絽が聞いてきて、 「知ってるよ。」 と私が答えると、二人で 「会わせろ!!」 と、また声を揃えて言った。私は苦笑いしながら 「聞いてみるね」と言った。 すると… 「はーい。席に着け~」 と1時間目の担任の先生がやって来た。 「その葵とやらにちゃんとメールしとけよ!!」 と茜が捨て台詞を吐きながら自分の席に着きに行った。
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