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『遅かったね!うちらはもう終わったよ♪』
『え、ほんと?待たせてごめんね!すぐ着替えてくるから。』
『急がなくていいよ♪じゃあ下駄箱で待ってるね!』
そう言うと麻菜は走り出しました。
『うん!ありがとう!すぐ 行くから。』
麻菜は振り返って軽く手を振り、下駄箱の方へ走って行きました。
タタタ…。
『急がないとね!』
『だね!』
私たちは急いで着替え、帰り支度をして下駄箱に向かいました。
下駄箱には2人の友達が楽しそうにお喋りしています。
そして私たちに気付くと、
『あ!来た来た!』
とこちらに近付いて来ました。
『ごめんね。待たせちゃって。』
有紀が言いました。
『いいよ♪あたし達も終わったばっかりだし。』
笑いながらそう言ってくれたのは友達の佐織(さおり)。
私たち4人はいつも一緒の親友でした。
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