記 -dreams- 憶

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「………ふんッ!」 世界が一気に揺らいだ。 補足説明。 あまりに起きない俺に見かねた佐野は、椅子ごと俺を横に蹴り飛ばした…らしい。(事後・隣の奴談) 『ぐぷッ』 「おはよう。床との直接キスの味はどうだ?」 『……すとろべりぃ…。』 「アホか。帰るぞ。もうほとんど人も残っていない。」 『ん…あぁ…。』 ガサゴソと鞄にテキスト類を詰め込み、自習室を後にした。 階段を降りて靴箱に向かう。 そういえば昨日、ここであの子に会ったんだよな…。 今回も少し期待してみたが無駄だった。 帰路中、最近放送が開始された機動戦士についていろいろ語っていたが、これまた例の如く無視。 適当な挨拶を交わし、各自、家に帰る。 風呂に入り、完全にクリアになった頭に、ストレスという概念は存在しない。
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