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「15時に終わります。」
『その後は?』
「帰ります。」
『よし、終わるまで待ってるから飯でも食いに行こう。』
「嫌です。」
『……。こっちは聞きたいことがたくさんあるんだ。』
「…そうですか。」
『頼むよ。な?』
拝んでみせた。
「…分かりました。」
よっしゃ!!
心の中でガッツポーズ。
『んじゃ15時くらいにここの入口のところで待ってるから。』
俺はヒラヒラと手を振って帰った。
雑誌を見忘れたことに後悔しつつ。
女の子と食事か…久しぶりだな。
少し緊張してきた。
家に帰ったものの、やっぱりすることがない。
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