告白

4/5
350人が本棚に入れています
本棚に追加
/142ページ
飲んだ勢いからか自然に口を開いていた。 「今、宮本に付き合ってもらいたいって… そう思ってるんだけど。」 みぃは微笑んでありがとうと言い、自分はそんな気はないというような少し困った顔を見せた。 「俺、かなり真面目に言ってるんだけど…」 「松浦君… 気持ちはうれしいけど…現実的には無理でしょ。性格とか過ごしてる環境とか違いすぎるし、わたしはしばらく男の人と付き合うつもりはないから…」 「そうなの?でも、考えておいてくれない? 返事、すぐじゃなくてかまわないからさ」 と、言ったものの自分も みぃ の言う“過ごしている環境の違い”は感じていた。
/142ページ

最初のコメントを投稿しよう!