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飲んだ勢いからか自然に口を開いていた。
「今、宮本に付き合ってもらいたいって…
そう思ってるんだけど。」
みぃは微笑んでありがとうと言い、自分はそんな気はないというような少し困った顔を見せた。
「俺、かなり真面目に言ってるんだけど…」
「松浦君…
気持ちはうれしいけど…現実的には無理でしょ。性格とか過ごしてる環境とか違いすぎるし、わたしはしばらく男の人と付き合うつもりはないから…」
「そうなの?でも、考えておいてくれない? 返事、すぐじゃなくてかまわないからさ」
と、言ったものの自分も みぃ の言う“過ごしている環境の違い”は感じていた。
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