序章・・・一人目

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「二百年前!?って、あなた何歳なんですか!? それに、さっき雪女の里とか言ってませんでした? それじゃ、あなた達は雪女って事ですか?」 すると、母親の代わりに雪美が答えた。 「そうよ。私達は雪女よ。 この里にはもう私達2人しかいないわ。 もっとも、この国にあと何人仲間が生き残ってるかは定かじゃないけど。私はこの里から出たことがないし、お母様もここ何年も寝たきりだから。」
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