序章・・・一人目
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守が出口へ歩きだそうとした時、 「待って!・・・ぅん、でも、・・・ぅんわかった。」 雪美は守を呼び止めた後、何か独り言のように呟いた。 「お母様が、あなたに会いたいそうだからついて来て。」
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