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アーサー達は砂漠のキャンプについた。
アーサー「暑いなぁ……ここは日陰だからまだいいけど」
セシム「そうだなー。まぁ、俺は砂漠になれてるから平気だけどな」
ジャンヌ「はいはい、のんびりしてないで支給品を確認したら行くわよ」
支給品はハンターが所属するギルドが用意している。
フレイヤ「ダイミョウザザミはどの辺にいるんですか?」
フレイヤは、地図をみながらジャンヌにきいた。
ジャンヌ「そうね~……被害を受けた人の話なら、ここの広い砂漠だったけど……多分その上のここじゃないかしら?そこがダイミョウザザミの巣になってると思うの」
地図に指を指しながら答えるジャンヌ。
セシム「結構遠いな……しかたない、歩くか」
フレイヤ「そうですね」
アーサー「よし!それなら行くか」
3人がキャンプから出ようとしたとき、
ジャンヌ「ちょっと待って!」
と、ジャンヌが引き止めた。
セシム「どうしたんっすか?」
不思議な顔でセシムが聞いた。
ジャンヌ「ふふっ。実はね、近道があるのよ」
満面の笑みでジャンヌが答えた。
フレイヤ「近道……ですか?」
アーサー「どこに近道が?」
首をかしげるフレイヤとアーサー。
ジャンヌ「あそこです」
ジャンヌが笑顔で指差した所には古い井戸があった。
フレイヤ「井戸?」
ジャンヌ「そうよ。ついてきて」
そういってジャンヌは井戸に飛込んだ。
フレイヤ&アーサー&セシム「なっ!!」
アーサーたちは驚いたもののジャンヌの後を追って井戸に飛込んだ。
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