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午前9時半…
兼崎 凌…会議中。
皆が真剣に話してる間、俺は一人で突っ込みを入れていた。
【今度のCMの企画につぃて】
『ここの部分をもうちょっと手を挙げて、ウワァーッッて言うようなシーンを造ったらどうかな?』
[ゥワァーッッて…これ…洗剤のCMぢゃなかッッたですか?先輩…]
『いやっ私は、ここの部分をすごく強調したい。そこで…お皿を15枚くらい持って、それをテーブルに広げてゴシゴシしている所がほしい。』
[ぉぃおい…そんな難しい事を人に頼むくらいなら自分でやってみたらどうですか?先輩…]
『兼崎君…君は、どう思うかね?』
俺は、真面目に答えた…
『ここの部分は、この洗剤で食器が綺麗になった。と言うのが重要だと思います。ですから、それを強調して、CMを作成すればいいと思います。』
俺が、そういうと上司達は何かをひらめいたように、色々はなした後、会議は終わった。
昼12時…
ミツルから電話があった。
『凌…ちょっと手伝ってほしい事があるんだけど…。』
凌『何?』
『お前、仕事が終わったら俺ん家来れるか?』
凌『いいけど…お前ん家、広すぎておちつかないんだよなぁ…』
『いいじゃないかッッ親友だろ?』
凌『あぁ…分かった。』
と言って、俺は電話を切った。
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