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気がつくと朝9時… もうこんな時間か… 充も光もいない。 台所で楽しそうな声がする。 『これをなぁ-こうやって………ぅん…そおそぉッッ…』 『これッッなんて言う食べ物???フワフワ…。』 『ホットケーキだよ。』 『ホットケーキすきッッ』 『よかった♪』 俺は目をこすりながら、おはよ-…っと言うと充が 『まだ眠いんなら寝てろ-』とふざけながら言ってきた… だから俺は『お前、一生起きれないようにしてやろうか?』と言ったら 充『やめてくれッッ』 光が鈴のような綺麗な声で笑う。 『凌-ホットケーキッッ』 と…言いながら失敗した焦げた奴を渡してきた。 俺はしょうがなく受け取って食べた。 苦い…。 光『おいしい?』 俺は笑って答えた。『おいしいよっありがとうな♪』と言いながら頭を撫でたら喜んでいた。 『あッッテレビ付けてもいいか?』 充『どうぞご自由に』 カチッ いつもと違う時間…ニュース… [昨日の爆発事故があった付近で人々が記憶を忘れ、記憶喪失のような現象が起きています。…] 記憶喪失…
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