迷い猫…

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意識が遠のいていく僕をおねぇさんが拾って病院に連れて行ってくれた……。 耳と尻尾に消毒っていうぴりぴりしたものを塗られた。すごくすごく痛かった……。 でもおねぇさんは僕を抱き上げて優しく頭や喉を撫でてくれた。 嬉しくて嬉しくて…僕は一生懸命おねぇさんの指を舐めた。 病院からでて僕はおねぇさんのおうちに行くことになった。 僕は鈴のついた赤いリボンをつけてもらって、名前ももらった。 今日から僕は………ルーク……。 僕はルーク。
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