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その頃、1F大広間にプレイヤーは4人全員集まっていた。
15分程では部屋に戻っても特にする事もなく、命懸けの心理戦から一時だけでも、頭を休める事に没頭した。
理由もあった。
誰か同士が手を組まないか、何か罠を仕掛けられていないか、そういった監視もここにいれば、兼ねる事ができ、少しだけ気休めにもなる。
結局、少し来るのが遅れた【神崎】を含めた4人は休憩の間、お互い口をきくことはなかった。
黒い仮面がゲームの再開を告げに来た時、そこには張り詰めた空気だけが4人を覆っていた。
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