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彼は離陸し仲間と合流した。
レーダーに反応した、彼は、初めて空戦を体験する。仲間と生きて帰る約束し、別れた、それが最後の交わした言葉と知らず。
その後、彼は、戻って来た、離陸した機体数は、40機を超えていた数が、15機近くに減っていた。
彼の目には、火を吹きながら次々と死んで行った仲間の姿が目に焼き付いた。彼は、多くの仲間を失い、生き延びた。その日の彼は、寝れなかった。仲間を失う冷酷な、空戦。
次の日彼の本国から伝達が来た。
その内容は、余りにも過酷であった〔その島は、本国にとって貴重であり、失う事は、敗北を意味する〕と、
平たく言えば死ねと言う事だ。
彼は、国とは、何か?分からなくなった。
それ故に雨音を聞きながら考えた。
次の日基地内には、重い空気に満たされていた、この島は、本国に見捨てられた。
しかし、彼は、答えを見い出した。
2度目の離陸をした。そして、またレーダーに反応した、彼は、最後に国境があるから戦争は、なくならない!しかし、国境を無くしただけで争いは、なくなるのか?じゃあ国境とは?国とは何か?この戦いに意味など無いかもしれない。
だけど、大切な人を一日でも長く平和な日々を送らせるために俺は、戦う!そう言い戦いの黒煙に消えていったそして、2度目の出撃で帰って来なかった。しかし彼は、最後まで生きて帰るつもりで戦った。
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