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「…相原のとこ、行けば?」
いきなり、翔吾は言った。
「…え」
「氏家から本当のこと
聞き出すのは無理だった…。
でも、お前が1番やることは…
相原を助けることが
先なんじゃねぇか?」
…やっぱり翔吾はすげぇ。
おれは、気持ちが落ち着いた後に言った。
「ありがとな、翔吾」
「いいってことよ。
おまえとは長年の付き合いだし。
困ってるときはお互い様だ!」
本当に…
こいつが親友で…
本当によかった…。
…まぁ…
たまにクサいセリフ言うけどな笑
でも…そーゆうのも
翔吾だからできることだ。
翔吾と一緒に空き家を出て、
駅で別れ、おれは由梨の家に向かった。
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