第三章 男の本性

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或る頃、耕平の仲間という人物が現れる。顔も知らないその人物がなぜか耕平の携帯‼でメールが来るようになった。普通さ、自分の携帯から連絡するのにたいして、この仲間という人物、仮に信号としよう。信号は、耕平の携帯からメールしてくる。 そして麻子が登録していたゲームサイトにも やっかみメールを送ってきた。 麻子はゲームサイトのユーザーと友達登録(結局登録はせず)しようとしてただけなのに、仲間を捨てて遊びだったのかと 信号の日記にさえ書き込みが。それを見た麻子は 耕平に連絡してみたが 耕平「わいは知らんよ」 麻子「あんたと似たようなハンドルネームやん?あんた違うん?」 耕平「占い仲間のシンという奴や」 麻子「仲間やったらあんなん書くなとか言えるやろ」 耕平「あいつのしとる事や、わいは知らん」 話をうやむやにされた上 耕平の仲間が書き込みを処理する事もなく 麻子は耕平に対して 憤りをおぼえはじめた。
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