第四章 存在感と必要性

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麻子は耕平が、自分の身体目当てにはじめから嘘をついてたのではないかと考え始めていた。麻子は耕平に関係を解消しようと話した。すると、耕平は「わいが邪魔か?」「わいは存在も必要性もないんか?」「治験で大金入るのがあるから…ヤバイが…」「目玉くり抜いて」「身体いわして」障害者基金、或は自身の身体を犠牲にして生命保険で毎月こちらへ入るようにしたるよ 言葉巧に、こんなことをいわれ関係を切れず悩む麻子。体調を崩し横たわっていた。耕平にもメールで体調を崩したという連絡はしたのだが、耕平からメールで「10時○○分辺りに宅配便が私の🏠へきます」時間指定でと届く。 連絡通りインターホンが鳴った。玄関にでて麻子は 驚いた。 玄関の前にいたのは 耕平だったからだ。 「体調を心配して来た」と言うが、後からきけば 「お前の気持ちが知りたかった」と。 仕事休んでまでする事? 麻子は情けなさを 耕平にぶちまけた。 麻子は耕平との愛人契約で約束を守ってもらえてないが為に、経済的に苦しいのが広がっていた。 何度となく話しても なかなか守ってもらえず 麻子はサラ金に行くしかなかった。 何の為に契約したのかと 話す麻子に 耕平は、涙ながらに情けなさを口にし、サラ金へいくというと怒りをあらわにした(役者やなぁ~さすが、詐欺師) 結局、サラ金に行くことになるのだが 耕平の🚗でいき、引率を頼んだだけなのに 麻子は耕平の連帯保証人に 交換で耕平は麻子の保証人にされてしまう。 耕平の借り入れは3万。 「すぐに完済する」 その3万は、耕平のCATV代で不足したものを補填するためにサラ金の店員と話をして借りられたのである。 だが、毎月5千円ずつ支払いをする耕平。 やはり嘘つきだった。
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