第一章 出会い

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ある夏の終わり… 専業主婦である麻子は携帯を触っていた。顔なじみの萩原くんに教えてもらったある携帯出会い系サイトの名前、スターランドへアクセスしようとしていた。 子供は幼稚園、主人は少し前から単身赴任で家にはいなくて、友達ほしさに アクセスしてみたのだ。 投稿すると、メールの嵐。勢いがとまらない。 冷やかしやセフレを求める内容が多数。 そんな中、こんなメールが届いた「私の愛人になりませんか?」(☆o☆) 愛人…。麻子は、興味半分で返事をかいた。「どんな条件ですか」と。 まだこの時、麻子はこの先に待ち受けるであろう悪夢には気付いてはいなかった。
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