3.女子校なめんな

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中学から女子校に入った私。 入学式は眠くて眠くて‥ 緊張なんかしていなかった。 そんな時、私の隣に座ったのは “ミホコ”だった。 “ミホコ” 明るくて楽しい女の子。 彼女といると嫌なことも 忘れてしまうほど魅力的な人。 『眠いね‥』 私から話かけたこの一言で 私たちは親友になった。 付き合いも長く続いた。 勉強が私もミホコも大嫌い。 勉強しない私たちは いつもテストは追試。 私はバックレしょっちゅう。 追試仲間は多数いた。 私たちの中で勝手に カンニングをしても良いと思う テストがあった。 それは単なる合格するまで 再テストするだけのもの。 たいした再テストじゃないから 採点も友達同士、 席が隣の人がする。 だから隣の席に手を組んだ人と 座ると成績の点数が変わる。 採点の時に、交換した答案に 採点者がお互いに正しい解答を 記入して丸🌕を付けて なんとか合格点にする。 そういう時にかぎって 私は知らない人と採点😒 ××××✏
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