ドッキリじゃなくマジ魔術!?

6/96
前へ
/452ページ
次へ
青年は、そんな明久の衝撃など気にしてないようでニコニコと 『でっ、これが入学時における書類ね、あとはこっちに来るときのチケット』 書類とチケットを渡され 『書類のほうで分からない事はあるかな?』 と聞かれ書類に目を通すと意味が分からなすぎた。 まず召喚獸の持ち込み…分からない。次に専用の武器、媒介物…分かりません。あとは参考書、ノートなど、これは分か…魔導書?流石にお手上げで、たまらず青年に聞いてみると 『召喚獸はいない様だからスルーして』 スルーするのかよと心の中で明久は叫ぶ。 『武器や媒介物は彼処で買えばいいよ』 と駅から右手方向を指差した。 見てみると商店街があり、 『ふむ』と頷き、青年が歩きだした。 『色々と分からなそうなんで手伝ってあげるよ』 と言われ 『ありがとうございます』 と言い、後を追った。 すると青年が 『しかし今年は、あったかいねぇ。こうも、あったかいと、これに合った貝も見付かるよ』 と貝殻を出してきた。 その瞬間…
/452ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3775人が本棚に入れています
本棚に追加