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「だめだめだめだめだめ---!!!」
焦ってゆりなと鈴果の間に
割りこむ鈴音を見て2人は大笑い。
ゆりなも大爆笑してるけど,
ホントは,ちょっと寂しい。
なんだかんだ言って
2人の信頼はかたく,友情は厚いから。
こんな風にふざけていても
鈴音が嫌がる限り,
鈴果は絶対しゃべらない。
生まれたときからずっと一緒の2人。
以心伝心なのだって当たり前。
仲良しなのだって当たり前。
2人にしかわからないことなんて
あって当然なのに…
けど,ときどきすごく淋しい
学校ではいつも一緒にいるのに,
なんで,私にはわからないんだろ。
2人といるのは,すごく楽しいのに。
考えたってしょうがないののに
2人にとっての一番は,
私ではないんだと思い知る。
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