つまらない

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考えたって,しょうがない事だけどね。 ゆりなは,いつもこうやって 自分を納得させていた。 さっきみたいな時も, 冗談っぽく言うだけで しつこく追求したことはない。 2人と一緒にいるのは ホントに好きだから。 嫌われたくないから。 「ごちそうさまで…いたっ!!」 きちんと手を合わせて お弁当箱を拝もうとしたゆりなは, 突然なにかに衝突されて 舌をかんだ。 ついでにその「なにか」に 頭もぶつけた。
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