薔薇

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言えずに過ぎ去っていった日々がある・・・ 後悔を流してしまった日々がある・・・ 不意に悲しくなるのはなぜだろう・・・ 満足できなかった人生のせいだろうか・・・ 悲しみに耐え 苦しむことで何が生まれようか・・・ 流れていく瞬間は戻らない・・・ただ生きていくのみ・・・ 君に問う・・・ 『目の前に赤い薔薇と白い薔薇が2本並んであるとしよう。  あなたならどちらが欲しい?』 君はやはり、どちらでもいいさ、おんなじバラだから・・・と 答えた あの日、あの日君に問うた少年もそう同じことを感じていた。 本質は同じ。ちょっと色が違うだけだと・・・
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