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「ねぇねぇ奥さん聞きました?」
「え?どうしたの?」
「政治家の田中丸英さんが殺されたじゃない?実は愛人がいたらしいんだけど、この近所にいるらしいわよ」
「ほんとに?誰がそんなこと言ってたの?」
「あの探偵さん」
エドガーは生来口が軽かった
その為
少しおだてられただけで
自分の仕事内容を近所の人にばらしてしまうという悪癖があった
「ちょっと!」
派手なスーツに身を包んだ愛人がエドガーのもとへやってきた
「はい、なんでしょうマダム」
バチーン!
「うぎゃ」
エドガーが愛人の張り手をうけ後ろに吹き飛ぶ
「…探偵が依頼人の秘密をばらすなんて最低よ!絶対に訴えてやる!」
「そ、そんなぁ」
エドガーは訴えられてしまった
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