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そしてグレイとフェイが出会ってから半年がたとうとしていた…
グレイもフェイも相当強い冒険者になっていた…
そして今二人はセンチネルにあるフェイの家でのんびりしていた…
グレイ「もう俺達が出会ってから半年もたつのか…。早いもんだな」
フェイ「そうね~」
グレイ(この家、小さい頃よく来ていた気がする………)
そこに一通の依頼書が届いた…
フェイ「なにこれ?幽霊船の撃退?…!」
グレイ「…っ!」
フェイ「グレイ、どうしたの?そんな怖い顔しちゃって…?」
グレイ「フェイ。その依頼受けるぞ!」
フェイ「受けるって…何で急に?」
グレイ「今から10年半前その幽霊船に襲われた船に乗っていたのが俺だ…」
フェイ「…っ!私も一緒に行く!」
フェイ(……あの船にグレイも一緒に乗ってたんだ……。)
グレイ「ありがとうフェイ。」
フェイ「いいのよ、私もあの船に乗っていたんだから…」
グレイ「えっ…」
フェイ「隠してるつもりは無かったんだけど、なかなか話せなくて…。それに……」
グレイ「幼なじみだったから?」
フェイ「そう、気付いてくれるかなって思って。」
グレイ「……そうだったんだ…。一緒に行こうフェイ!」
フェイ「うん!」
この一通の依頼書によって二人は幼なじみだという事がわかった…。
そして二人を大きな宿命が動かしていった。
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