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警 察
俺が座りこんだのを見て、先程の通行人がまた、
「大丈夫ですか?」
と声をかけてきた。
「大丈夫です。」
そう言いながら、俺は自分の身体のチェックをし始める。
全身動く。
骨折は無い。
痛みがあるのは足だけだ。
そう一つ一つを確認していたら、警察と救急車が来た。
警察官の一人が俺に事情を聞いて来た。
俺は、直進してたら、タクシーが出て来て、進路を奪われた事を話した。
話によると、タクシーは、動いてないと言うのを理由にして、自分の正当性を主張する様に教育されてるらしい。
しかし、今回は逆に進路妨害を裏付ける結果となり、10対0でタクシーが全面的に悪いと言う結果となり、道路交通法での違反者はタクシードライバーだけになった。
俺はそれを聞いてから救急車に乗り病院に搬送された。
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