それはまるで蝶のように

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――3ヵ月後―― 俺は空港にいた。 キミは俺のことを覚えているのだろうか。 「佑っ!!!」 後ろからキミの声がする。 俺はわざと聞こえないふりをする。 「佑ったら!!」 キミはちょっと頬をふくらませる。 「あなたは俺のカノジョですか??」 意地悪して言ってみる。 するとキミはちょっと驚いて、その後顔を赤くする。 「…はいっ。」 キミは俺のもとに舞い戻ってきた。 まるで蝶のように。        ーENDー
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