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ムズッ
ん?体が勝手に動きだそうとしている…
なんだ?この感覚は!?まるで自分じゃない何かに乗っ取られていくような…
まずい、自分の意識を保てない!!
「僕はっ!?僕のことは」
なんか口から出たっ!?
なんだこの言葉は?くそっ!
体よっ!言うことを聞いてくれ!!
「僕にも好きって言ったじゃない!!」
誰か止めてくれ、この暴走
「やはりな…」
「予測通りですね、前姫様」
「なによ、本に書いてあった通りじゃない」
どうやらこの三人はこの暴走について何か知っているらしい。
「レイ、鏡を出せ」
「分かってますとも」
レイちゃんはどこからともなく『memory・eater』を取り出した。
ズウッ
そして記憶を吸い取った。
「だー!!何だ今のはっ!!」
僕は激怒した。(走れメロス参照)
「いったい今のは何?」
僕は知っていそうな三人に聞いた。
「お前…いま女の子だろ?」
「ああ…だけどそれと何の関係が?」
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