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涼の顔はガンガン赤くなってゆく。
バンッ
頭から湯気がでた。
「降ろせ!!そして写真を撮るな!!」
「いいじゃんいいじゃん!!写真プリントしたら部屋に飾っておこ~♪」
「あそこ僕の部屋だから!!」
「気にしない気にしない」
「気にするよ!!」
馬の耳になんとやらな状況だ。
「そんなこと気にする前に自分の格好気にしたら?」
「はい?ってギャー!!」
説明しよう!!上から、ダボダボのシャツ、パンツ!!以上!!
「恥ずかしいから着替えさせて~(涙)!」
両手でシャツの端をつかんでピンクの女性用パンツを隠そうとするが何故かこのシャツは袖は長いのに丈が短い。
「か…かわいい」
!!
仕鬼乱入!!
「み‥見ないでくれない?」
「いえ、見逃すわけにはいきません!こんなにかわいいのに!
あ、それとあなたの両親にはこっちに泊まることは言っておきましたのでご安心を」
「なんで!?」
「…可愛いから?」
可愛らしい笑顔なのに発言が可愛くない!前姫と同じくらい危ない!
「だーなんでこうなるのー」
さらに騒ぎ続けて一時間後 …
「また寝ちゃった」
「疲れたんじゃない?」
「まあ何にせよこの調子なら間に合いそうだ」
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