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「え?姉さんが帰ってくる?」
その日は朝っぱらから驚ていた。
だがその知らせに驚いたのは僕だけじゃない。
「あわわわわわ」
レイちゃんも放心状態だ。
「戦争してるんじゃ無かったの?」
そう、姉さんはたしか夫(魔王)と「WRO」とかいう組織と手を組んで戦争に行てったはず…
「終わったみたいよ?随分派手にやってきたみたいでね、気持ちいい声だったわよ」
母さんの発言はさらっと放たれたが、かなり人離れした会話だ。
「そろそろじゃないか?」
そんな不確定な…予測だけで時間が分かるわけない…
ピンポーン
当たった…
「は~い、今開けま~す」
ダッダッダッダッダッ
走りゆく母さん…
「あんたの姉さんが帰ってくるってことは…魔王様もセット…?」
あの姉さんの隣にいた人…魔王だったのか…
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