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何故なら、良太郎のドジッぷりを見て嫌う奴が居なかったからだ。
流曰く、どう言う訳か、良太郎のドジは人を慰め、癒すらしい。
中学・高校とも、信じられない位の人気ぶりだった。
しかし良太郎の不器用は変わらずに仕事をすればミスばかり。
先生達も心配で見ていられない位だった。
しかし良太郎は中学・高校で生徒会長を任されたのだ。
人一倍責任感があった良太郎にして欲しいと満場一致の意見によって決められた。
簡単に言えば、波瀾万丈な学生時代だったと言えよう。
朱春「まだ二日目ですから。」
良太郎「そう…だよね。まだ始まったばっかりだもんね。」
朱春「その意気ですよ。」
そうして、この日の仕事が終わった。
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