第二章

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今日で三日目を向かえたこの仕事は、何の進展も無く一日の半分を過ごした。 良太郎は、朱春に色々と教えて貰い、どうにか美鈴とコミュニケーションをとれるか悩んでいた。 余りにも深く考えすぎて、廊下の突き当たりの壁に衝突した。 ――――ドンッ! 良太郎「うにゃっ!」 ――――バタッ…… 良太郎は気を失って倒れた。 何ともみっともないな。 良太郎の体は強いとは言い難い。 しかし弱くもない。 まぁ、誰しも打ち所が悪いと倒れてしまうだろう。 暫く経って、良太郎は目を覚ました。 良太郎「あれ…ここは?」 美鈴「ここは医務室だ。」 良太郎は目の前に居たのが美鈴でビックリした。 良太郎「君が僕を…見つけて、ここまで運んでくれたの?」
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