第一章

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これも口下手な良太郎らしく、朱春に話しかけたと言うより話しかけられたと言った方が正しいだろう。 話すきっかけとなったのはトイレだった。 流石に大きな屋敷なので、トイレがどこにあるのか未だ分かっていない。 良太郎はトイレを探して約30分。 もう漏らしそうな良太郎は、近くに居た朱春にトイレは何処かと聞いたお陰で、今は多分この屋敷の中で一番中が良いかも知れない。 朱春「お嬢様は良太郎を嫌ってる様子で…」 良太郎「どうすれば良いのかな?」 朱春「私に聞かれましても(汗)」 良太郎は今まで嫌われた事はなかった。
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