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人には必ず別れがやって来る。
それがどんなに大切な人であっても。
いつまでも悲しんではいられない。
時間(とき)は止まってくれないから。そして戻ってはくれないから。
だけど時間(とき)は心の中だけ戻って来てくれる。
君の笑った顔、泣いた顔、怒った顔。
それは人が時間(とき)を心の中に刻み込んでいるから。
心の中でしか戻る事が出来ない時間(とき)と共に、この止まる事のない時間(とき)を心に刻み込んで行こう。
もしあの時、あの場所に戻れるなら、僕は何をするのだろう？
君を止めることが出来たのだろうか。
必然に起こるこの時間(とき)の中で、道を間違わずに、進む事は出来ぬものなのだろうか。
時間(とき)は人に残酷な事もする。
あと１秒でもあれば君を失う事もなかっただろう。
さっきまで目の前にあった笑顔まで消し去ってしまう。
だが時間(とき)は幸せも連れて来てくれる。
時間(とき)は僕達を見て何を思うのだろうか。
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