*青葉 稜*

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時刻はお昼過ぎ。 学校が終わるまで 時間があるから あたしは高校近くの公園で時間をつぶすことにした。 手に握りしめていたノートをめくる。 一ページ目には青葉 稜の名前のみ。 二ページ目に 陸が好きになった理由が書かれてた。 『入学式 ひらひら舞う桜の木の下で 校門を見ている彼に 目が離せなくなった。 とてもキレイで、彼の周りだけ違う世界に見えた。』 陸…乙女だね。
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