† Doll †
4/9
読書設定
目次
前へ
/
110ページ
次へ
この王女は、大国を修める王の娘だった。 誰もが頭を上げる事が出来ない、王女。 実際には王女では無く、姫という地位なのだが、我が儘な王女の願いで、姫では無く《王女》と呼ばれるようになったのだ。 「不愉快だ。死ね」 王女が淡々と、面を被った召し使いに言う。 感情なんてひとかけらもない。 いつもの王女の我が儘。 他の召し使いは、呆れ半分に、しかし不安気に成り行きを見守っていた。
/
110ページ
最初のコメントを投稿しよう!
572人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
25(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!